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5年以上前の古いパソコンの起動をたった5000円で超快速にする方法

      2016/10/18

皆さんは今お持ちのパソコンを何年くらい使い続けていますか。インターネットやSNSを使ったり、音楽や動画を楽しむくらいの利用であれば、数年前のパソコンでも特に問題なく使えているかと思います。

しかし、パソコンの起動やブラウザの立ち上がりに時間がかかったりして多少のストレスを感じる時があったりするかもしれません。

ただ、とりあえず使えてはいるので何万円も払って新しいパソコンに買い替えるほどではないと我慢している人も多いのではないでしょうか。

そのような状況をたった5000円で改善してキビキビ動くパソコンにする方法を紹介したいと思います。

数年前のパソコンを今も利用している人は意外と多い

最近では第7世代coreプロセッサ搭載PCが発表されはじめるなど、日々パソコンの性能が向上しています。

しかし、多くの人はインターネットやSNS、メールや動画視聴などが主な利用目的だと思いますので、最新の高性能パソコンを買ってもその性能を100%使う機会はあまりないのではないでしょうか。

実際、Windows10がリリースされてから1年が経ちましたが、パソコン全体における各OSの利用率を見るとWindows7が現在でも半数近くあり、Windows10はまだ2割少々と低い利用率となっています。

このWindows10の利用率は、1年間の無料アップグレード期間でWindows10にアップグレードした人も合わせた数字ですので、最近購入したパソコンに自分でWindows7をインストールして使っている人やWindows7搭載パソコンをわざわざ選んで購入したなど一部の例を除けば、多くの人がWindows7がメインだった時代のパソコンを数年間使い続けていることを表しています。

私が現在所有しているパソコンのなかにも7年前に購入したデスクトップPCがあるのですが、動画編集作業などCPU負荷が大きい作業はさすがに時間がかかって厳しいものの、インターネットやメールを見たり、音楽や動画を楽しむ程度の利用は問題なく使うことができています。

それでも最近購入したパソコンと比較すると、例えば起動してから使用できるまでにかかる時間が新しいパソコンが30秒程なのに対して50秒~1分程かかってしまうなど、動作の遅さに多少のストレスを感じることがありました。

パソコンの性能差や個々の状況の違いなどはあるでしょうが、同じようにストレスを感じている人も多いのではないでしょうか。

SSD換装でパソコンが見違えるほど激速に

そこで、パソコンの動きを比較的手軽に速度アップできることから最近人気が高まっている「SSD換装」をやってみました。

SSD換装とは、パソコン内のWindowsシステムやデータなどを保存しておくHDD(ハードディスクドライブ)というパーツを、SSD(ソリッドステートドライブ)というHDDよりもデータの読み書き速度が速いパーツに交換する作業のことです。

結果から先に言うと、起動やシャットダウンにかかる時間が最近買ったパソコンと同程度にまで短縮され、ブラウザやWord・Excelなども以前より明らかに早く起動するなど、期待以上の成果を得ることができました。

SSDは数年前からありましたが、HDDと比べると価格が高く、保存できるデータ容量も数十GBのものが主流だったため、一般的なものではありませんでした。

しかし最近になって低価格化が進み、500GB以上の大容量SSDも登場してきたことで、HDDよりもデータの読み書き速度が速く音が静かなどの特長もあって特に注目されるようになりました。

また、5万円程度の比較的低価格なパソコンにも標準でSSDが組み込まれているモデルが出てきたことからも、SSDが費用対効果の高い一般的なパーツになりつつあることがわかります。

価格面でも、例えば120GBのSSDが4000円台、240GBのSSDでも7000円前後で買えるなど、かなり手頃になってきました。

このSSDを使って数年前のパソコンを安く効果的にキビキビ動くパソコンにする方法を、7年前に購入したデスクトップパソコンを事例に説明したいと思います。

SSDをパソコンに取り付ける手順

まず、パソコンにSSDを取り付ける手順ですが、基本的な作業の流れは以下のような感じです。

①パソコンにSSDを接続する。
②WindowsがインストールされているHDDのデータをまるごとSSDにコピー(クローンを作成)する。
③コピー元のHDDを取り外し、作成したSSDを取り付ける。

パソコンの種類やデータ容量など個々の利用状況によって多少変わる場合がありますが、SSD換装作業は基本的には上記のような流れになると思います。

では、具体的な作業方法について説明していきます。

・パソコンにSSDを接続する

まず、現在正常に動いているWindowsのシステムデータをまるごとSSDにコピーするための準備として、SSDをパソコンに接続します。

今回作業したデスクトップパソコンの場合、内蔵されているHDDやSSDは電源用コードとデータ接続用のSATAコードの2本で接続されており、この2本のコードに接続することで内蔵HDD・SSDとして使用することができます。


SATAケーブル(SATA3.0 6Gbps対応)

電源用コードは基本的には増設HDD用としてパソコン内に用意されていますが、SATAコードは別途購入する必要があります。コードは数百円程度で市販されています。

ノートパソコンの場合は、上記のようなSATAコードでの接続方法ではなく、本体底面などにあるHDD取り付け場所に電源やデータ接続用の端子があってそこに直接接続して固定する方式になっているため、以下のようなUSB端子にSSDを接続するためのツールが必要となります。


SATA → USB変換アダプターセット

このようなSATA → USB変換アダプターを使うことで、外付けHDDと同じようにUSB端子に接続してSSDにデータをコピーすることができます。

今回はSATAコードを使う接続方法なので、120GBのSSDとSATAコードを一緒に購入しました。両方合わせても5000円以下で購入することができ、かなり安くすみました。

また、今回の作業では個人データが保存されている別のHDDはそのままでWindowsのシステムデータがあるCドライブだけのHDD(使用データ数約30GB)をSSDに換装する作業でしたので、120GBで十分足りる容量でした。

ノートパソコンやスリム型デスクトップパソコンなど内蔵HDDがひとつしかないタイプの場合は、保存している個人データ分も含めた全データ分が保存できる容量のSSDを購入するか、個人データを外付けHDDなどに移してデータサイズを交換するSSD容量以下にする必要があります。

例:容量500GBの内蔵HDDの場合
○ Windowsシステム+個人データの合計が数十GB程度→120GBのSSDでOK。
× Windowsシステム+個人データの合計が約170GB→240GBのSSDを購入するか、個人データを外付けHDDなどに移動する。

実際に取り付ける際の注意点ですが、パソコンの電源コードを抜いた状態で作業をおこなってください。また、パソコン本体や各種パーツは精密部品ですので、静電気による故障を避けるために帯電にも気をつけましょう。

パソコンとSSDの接続確認

パソコンとSSDを接続し、パソコンを起動します。接続に問題がなければ外付けHDDを初めてパソコンに接続した時と同じように自動的に認識され「デバイスを使用する準備ができました」という通知が画面右下に表示されます。

また、スタートから「コンピュータ」を開き、「ハードディスクドライブ」欄に接続したSSDが認識されていれば接続は完了です。

デバイスマネージャー

デバイスマネージャー

もし認識されていない場合は、スタートから「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「デバイスマネージャー」を開き、ディスクドライブの項目内に取り付けたSSDが表示されているか確認してください。

SSDの名前が表示されてなかったり、SSDの表示に黄色のビックリマークなどがついている場合はうまく認識されていませんので、もう一度接続し直してみてください。

それでも認識できない場合は、SSDかコード、もしくは接続箇所などの物理的不良の可能性もあります。

次のページでは、HDDデータをまるごとSSDにコピー(クローン)する方法について説明します。

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