中国の概要01
2015-10-29
日本のお隣にあって地理的・文化的に近い関係でありながら、いろいろと距離を感じる事柄が多い国である中国の概要について紹介します。
国名
中国 (正式国名:中華人民共和国 英語表記:People's Republic of China)
国土面積
約960万km2 (日本の国土面積の約25倍)
気候
中国は国土が広く、北の寒帯から南の熱帯まで多様な気候が存在します。
一般的に北部は乾燥気候、南部は湿潤気候となっていて、南東部は湿潤な気候ですが北西部では乾燥が激しい気候となっているなど、地域によって気候の差が大きいです。
また南西部では低緯度・高海抜の影響で夏は涼しく冬は暖かい気候となっていますが、反対に北東部では夏30度~冬マイナス30度まで気温が上下する厳しい気候となっています。
地理
日本の都道府県にあたる「一級行政区」は、23の省(台湾を省として含めた数)、5つの自治区、4つの直轄市、2つの特別行政区(香港およびマカオ)の34行政区に分けられています。首都は北京市で、北京市は4つの直轄市のうちのひとつとなっています。
東部は全般的に標高が低く西部に移動するにつれて海抜が高くなる地形となっており、平地の多い東部に人口が集中し、砂漠や高原が広がる西部は人口密度が低いです。
農作物は気候の影響で北部が小麦地帯で南部が稲作地帯と大きく分類されます。また、南東部でのお茶の栽培や南西部での山の斜面を利用した大規模な棚田は有名です。