海外格安航空券をさらにお得に利用する方法
2024-03-09
海外旅行を計画する際の旅の楽しみのひとつに、インターネットで行きたい場所や食べたい現地料理などの情報をあれこれ検索するというものがあります。
そしてその時に一緒に格安ツアーや格安航空券を検索して、なるべくお得に旅行をしようと計画を模索する方も多いと思います。また、企業によっては出張の際に自分で航空券やホテルなどの予約をするという方もいるかと思います。
このように、最近はインターネットを利用してお得な格安航空券を簡単に検索できるようになっていますが、うまく検索することでさらにお得に航空券を買うことができます。
経由便のほうが手間はかかるが安い場合が多い
格安航空券をインターネットの検索する際には、まず出発地と目的地、利用する日程などを入力して検索すると思います。そして、その検索結果に安くて日程的にも都合の良い直行便が見つかればそちらを予約するという人が多いかと思います。
はじめから日程が決まっていて変更や延長ができないという場合は、その直行便を予約することで決まりになると思います。直行便のほうが移動時間が短いですし、搭乗手続きも行きと帰りに一度ずつなので手間が少なくてすみますから。
ですが、時間にある程度余裕がある場合には経由便の選択も視野に入れて航空券を探してみると、直行便で行くよりも経由便を利用するほうがお得な場合が結構あります。
例えば、YahooトラベルやDeNAトラベルなどの格安航空券で検索をすると、直行便よりも経由便のほうが安い場合が多いです。
韓国や台湾、香港などLCC(格安航空会社)の直行便が就航している航空ルートでは、検索結果に直行便のほうが安いものが見つかる場合もありますが、LCCでは預け入れ荷物が多くの場合有料(片道2000円前後から距離や重量に応じて増額)となっているため、トータルでは高くなる場合があります。
経由便の場合、飛行経路や航空会社によっては燃油サーチャージなどの諸費用分が直行便よりも割高になる場合もありますが、それらを含めた支払い総額で比較しても直行便と変わらないかもしくは安いものが結構あります。
ただ、経由便の場合は直行便よりも移動時間が長くなり乗継手続きなど手間も増えるため、その手間と差額分を比較してどちらが利用価値が高いかを考えて選ぶとよいでしょう。
経由便を上手く利用すればさらにお得に
上記で「手間と差額分を比較して直行便にするか経由便にするかを選ぶとよい」と書きましたが、実は経由便を利用することで発生する特典を視野に入れて比較してみると、直行便と同額程度であっても経由便のほうがかなりお得な使い方ができる場合があります。
例えば、経由便のなかには無料または少額の追加金を支払うことで経由地にて24時間以上滞在できるものがあります。これを利用することで、一回分の航空券料金+αで本来の目的地の他に経由地の観光も一緒にすることができるようになります。
このように利用することで、複数の場所を別々の機会にそれぞれ直行便で旅行するよりも手間が少なくてすみ、トータルの費用も断然お得になるというわけです。
また、格安航空券の経由便として売られているものには海外大手航空会社の正規割引航空券という場合が結構あります。そのような航空券であれば、よくある航空会社未定の格安直行便と違って搭乗する航空便名や出発時間や到着時間が事前にわかるほか、事前に座席指定ができたりマイレージが加算されたりする場合もよくあります。
とくにマイレージ加算の可否はかなり重要なポイントで、アジア便で数千マイル、欧米便なら1万マイル以上加算される場合もあるなど、1~2回の旅行で国内便や韓国便の航空券が無料でもらえるということもあり得るわけです。
経由便のお得な利用例
私は仕事などで中国各地へ行く機会があるのですが、その際には韓国や台湾、香港経由の経由便をよく利用しています。
例えば、成田発北京行きの格安航空券が直行便で15000円程度、総額3万円程で販売されている際、経由便で検索すると直行便と同額程度で韓国経由や台湾経由の格安航空券も見つけることができます。
また、中国の航空会社の航空券なら北京を経由地として中国の別の都市へ行く格安航空券も結構あります。こちらを利用すれば本来の目的地である北京はもちろん、中国の別の都市も旅行することができます。
経由便の場合は燃油サーチャージなど諸費用分が高くなる場合もありますが、航空券を2度購入するよりは確実に割安ですし、マイレージが加算される場合には移動距離が多い分ポイントも多くもらえます。
このように、経由便をうまく利用することができればかなりお得な旅行ができるようになります。
格安航空券は時期によって価格が大幅に変わりますし、安いものはすぐに売り切れますので、普段からYahooトラベルやDeNAトラベルなどの検索サイトをチェックしながら、出発予定が決まったら早めに購入するようにすると良いでしょう。