中国銀行でインターネットバンキングを開設して日本から利用できるようにする
2024-03-09
中国で銀行口座を開設するでも紹介しましたが、中国のインターネットバンキングが利用できるとインターネット上で買い物や料金支払い等ができるようになり、いろいろと便利です。
インターネットバンキングを利用するには、中国の銀行で口座の開設とネットバンキングの利用手続きをする必要があります。それらの手続き方法についても紹介していますので、これから口座開設をしたいと考えている方は先にそちらをご参照ください。
私は現在中国銀行のネットバンキングを利用しています。ここでは中国銀行のネットバンキングの利用方法について紹介します。
中国銀行でネットバンキングを登録する
まず、中国銀行ホームページから「个人客户网银登录」をクリックして下記の中国銀行のネットバンキングのログインページに移動します。
中国銀行のネットバンキングを初めて利用する際は、中国銀行の窓口でネットバンキング利用手続きをした時にもらうネットバンキング登録用の用紙にある仮アカウントと窓口で登録した6桁の番号でログインすることになります。
ここで注意点がひとつあります。ログインする前に同ページにあるセキュリティ用プログラムをダウンロードしてパソコンにインストールしなければ、ログインボタンをクリックしてもログインできないようになっています。
無事にログインができたらアカウント名とパスワードの変更を促す画面が表示されますので、英数字による任意のアカウント名とパスワードを登録します。これで新規利用登録は完了です。
ネットバンキングの利用方法
中国銀行のネットバンキングのページでは、日本の銀行のネットバンキングと同様に支払いや他口座への振り込み、登録情報の変更など様々なことができます(理財版の場合)。
ネットバンキング上の操作では、セキュリティを高めるために支払いや振り込み手続きなど様々な場面でE-TOKENに表示される6桁の番号の入力が求められます。
E-TOKENは、中央の液晶画面に1分毎に変わる6桁の数字が表示されるというツールで、この数字を入力することで操作しているのが本人であることを確認するというものです。
このE-TOKENは内蔵されている機械によって動いているので中国以外でも数字を確認することができます。このため、ネット環境さえあれば中国銀行のネットバンキング操作をすることができるので、例えば日本にいながら中国の携帯電話へ料金をチャージすることもできます。
ただし、ネットバンキングの利用申請時に携帯SMSによる認証サービスを申請している場合は、SMSを受信できる場所でしかネットバンキング操作ができなくなります。このサービスを解除したい場合は銀行窓口に行って解除手続きをする必要があります。
実は私も口座開設時にこのことを知らずSMS認証サービスを申請してしまい、日本に戻ってからネットバンキング操作ができないという失敗をしてしまいました^^;
日本で使えないといろいろと不便なので、再度中国に行った時にすぐに銀行へ行き、このサービスの解除手続きをしました。
日本からチャージする方法で紹介しているような利用方法を考えている方は、上記サービスが登録されていないか確認しておきましょう。