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【最新版】EaseUS Todo BackupによるクローンSSDの作成方法

      2019/06/30

2019年5月になりWindows10では定期大型アップデート「Windows 10 May 2019 Update(バージョン1903)」が配信されるようになりました。

毎回Windowsのアップデートでは何かしらの不具合が報告されていますので、最初は様子見をして対策がある程度出て落ち着いてから導入したいと考える方も多いと思います。

しかし、Windows10 Home版ではPro版と違って勝手にアップデートが始まってしまいますし(バージョン1903導入後はHome版でも自動更新を最大35日間停止できるようになります)、バージョンアップ後にも一定期間は以前のバージョンに戻せますが失敗するなどの不具合が発生する場合もあります。

これらの対策として、フリーソフト「EaseUS Todo Backup Free」を使ってWindows10が入っている内蔵ディスクをまるごと予備のHDDにコピーをしてクローンを作成しておけば、何か不具合が起きてもいつでもすぐに元に戻すことができます。

また、この方法を使ってクローンSSDを作成して内蔵HDDと換装すればパソコンの動作速度を劇的に速くして快適に使用できるようになります。

そこで、今回は最新版のEaseUS Todo Backup Freeを使ってWindows10がインストールされている内蔵HDDのデータをまるごとHDDやSSDにクローンする方法について紹介します。

バックアップソフト「EaseUS Todo Backup Free」

EaseUS Todo Backup Free 11.5

EaseUS Todo Backup Free 11.5

WindowsがインストールされているCドライブのあるHDDはシステムデータ等が動作しているため、通常の方法ではWindowsが起動している状態ですべてのデータをコピーをすることはできません

しかし、Windowsデータを含めHDDやSSDをまるごと完全にコピーすることができるEaseUS Todo Backup Freeを利用すれば簡単にクローンディスクを作成することができます。

そこで今回は2019年最新バージョンのEaseUS Todo Backup Free 11を使用してWindows10パソコンのクローンSSDを作成する際のインストール手順や使用方法を画像付きで紹介します。

ちなみにEaseUS Todo Backup Freeと同じく無料のバックアップソフトとして有名なAOMEI Backupper Standardを使ったSSDクローンの作成方法を以下の記事で紹介していますので、あわせてご参考いただければと思います。

EaseUS Todo Backupのインストール方法

まず、公式サイトからEaseUS Todo Backup Freeをダウンロードします。窓の杜やVectorなどからもダウンロードすることができます。

ユーザーアカウント制御の案内画面

ユーザーアカウント制御の案内画面

ダウンロードした「tb_free11.5.exe」をダブルクリックするとセットアップ画面が起動します。
Windows10の場合、最初に上記画像のようなユーザーアカウント制御の案内画面が表示されるので「はい」をクリックします。

セットアップに使用する言語の選択画面

セットアップに使用する言語の選択画面

次に「セットアップに使用する言語の選択」画面が表示されるので、日本語になっていることを確認して「OK」をクリックします。

無料版・製品版の選択

無料版・製品版の選択

EaseUS Todo Backupには優れた機能を有する有料版もありますが、無料版でも十分にクローンSSDを作成することができます。今回は無料版を使うため、そのまま「次へ」を選択します。

使用許諾に関する表示

使用許諾に関する表示

使用許諾に関する表示です。「同意」をクリックすると次に進みます。

インストール先の指定

インストール先の指定

インストール先を指定する画面です。通常は表示内容のままで問題ないので「次へ」をクリックします。

追加タスクの選択

追加タスクの選択

追加タスクの選択画面です。両方ともチェックを外してもクローン作成作業には影響はありませんのでお好みでどうぞ。「次へ」をクリックします。

バックアップデータ保存先の選択

バックアップデータ保存先の選択

バックアップ作業時のデータ保存先の選択画面です。今回のクローン作業では特に関係ありませんが、データのバックアップ機能を利用する際の保存先を選択できます。通常はそのままで問題ないので「次へ」をクリックします。

セットアップ完了画面

セットアップ完了画面

インストールが開始されます。インストール完了後に上記画面が表示されますので「完了」をクリックします。

これでインストール作業は完了です。続いてクローン作成作業に移ります。

SSDをパソコンに接続する

先ほどインストールしたEaseUS Todo Backup Freeを起動させる前に、あらかじめクローンに使うSSDをパソコンに接続します。

以下のようなHDD/SSD外付けドライブケースを利用すれば、USB接続で簡単にパソコンと接続することができます。


2.5インチUSB3.0対応 HDD/SSD外付けドライブケース

このツールは数百円程度から買うことができますし、これがあればSSD換装作業で取り外して余る内蔵HDDをデータ保存用の外付けポータブルドライブとして再利用することもできます。

複数のHDDやSSDを簡単に入れ替えて使えるため、手元にひとつあればなにかと便利でオススメです。

EaseUS Todo Backup Freeの使い方

ライセンス認証画面

ライセンス認証画面

EaseUS Todo Backup Freeが起動すると上記ライセンス認証画面が表示されますが、無料版を利用しますので「後で」をクリックしてスキップします。

メイン操作画面

メイン操作画面

メイン操作画面です。左側にある「クローン」アイコンをクリックしてクローン作業を開始します。ちなみに右上のメニュー展開のアイコンをクリックすれば各メニューアイコンの名称が表示されます。

追記

「クローン」アイコンの下に「システムクローン」という項目がありますが、自身のWindows10とWindows7の2台のパソコンでそれぞれ試してみたところ、私の場合ではシステムクローンを使うとどちらのパソコンもSSD交換後にOSがうまく起動できず失敗してしまいました。

恐らく以下でも紹介するMBR(マスターブートレコード)がうまくクローンできなくて失敗しているのだと思いますが、同じSSDを使用して「クローン」を選択して作業した際には2台のパソコンともSSDクローンに成功しましたので、今回ご紹介する「クローン」を使う手順でのSSDクローンの作成をお勧めします。

ソース(クローン元)の選択

ソース(クローン元)の選択

ソース(クローン元)の選択画面ではパソコンに接続されているHDDやSSDの一覧が表示されます。通常はCドライブにWindowsのシステムデータがあります。

今回はCドライブが格納されているHDD(ハードディスク0)を、外付けドライブケースを使ってUSB接続しているSSD(ハードディスク2)にクローンしますので、ここではソース(クローン元)となるハードディスク0にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

ターゲット(クローン先)の選択

ターゲット(クローン先)の選択

ターゲット(クローン先)にするハードディスク(今回はハードディスク2)の横にあるチェックボックスチェックを入れます。

重要ポイント

ターゲット(クローン先)となるハードディスク2のカッコ内の表示(○○GB、ベーシック、GPTもしくはMBR)の「GPTもしくはMBR」の部分がソース(クローン元)となるハードディスク0と同じものであることを確認してください。これが同じ形式でない場合は高確率でクローン作成に失敗します

GPTやMBRとは簡単に言えばディスクのパーティション形式のことで、MBR形式は以前からある形式、GPT形式は比較的新しい形式です。

GPT形式のハードディスクは2TB以上のサイズを扱えたりMBR形式よりも多くパーティションの分割ができるなどMBR形式よりも優れた点がある反面、Windowsが入るディスクとして使う場合はUEFIシステムが必要となるなど一定の条件が必要となっています。

このような違いから、クローン作成時に重要なシステムデータが入っているパーティションがコピーできていない、パソコン側がクローンしたSSDを認識してくれないなど様々な要因でクローン作成に失敗するようです。

ですので、このパーティション形式が異なる場合はクローン先に使うSSDを「コンピューターの管理」や「Diskpart」を使ってソース(クローン元)と同じパーティション形式に変更する必要があります

さらに、PCの構成によっては不要な場合もありますが、クローン先のSSDが未割り当て(未フォーマット状態)になっていないとクローンに失敗するという場合もあるようです。

もし使用済み(フォーマット済)のSSDを使用してクローン作成に失敗する場合は、「コンピューターの管理」や「Diskpart」を使ってSSDを未割り当て(未フォーマット状態)に変更してみてください。

「Diskpart」の使ってディスクを未割り当て状態に戻す方法は以下の記事で紹介しています。

高度なオプションの選択画面

高度なオプションの選択画面

高度なオプションの選択画面が表示されたら、今回はSSDにクローンをするので「SSDに最適化」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

クローン元とクローン先の確認

クローン元とクローン先の確認

ソース(クローン元)とターゲット(クローン先)の容量やデータサイズなどの確認情報が表示されます。選択したHDDやSSDと相違がなければ「実行」をクリックしてクローン作業を開始します。

クローン作成中の経過案内

クローン作成中の経過案内

クローン作成中の経過時間や残り時間、作業内容が表示されますので完了までしばらく待ちます。今回の作業はクローン元HDDにあるデータサイズが約30GBで12分ほどで終了しました。

クローン作業中の注意点として、「MBRのクローンを開始します」と「MBRのクローンが完了しました」という項目が表示されていることを確認してください。

このMBR(マスターブートレコード)とは、Windowsを起動する際に最初に読み込まれる重要なもので、これが正常にクローンされない場合はWindowsが起動できなくなり、クローン作成失敗となってしまいます。

ごく稀にですが、CドライブのあるHDD内にMBRがない場合(例えば、Windowsをインストールした際にHDDが2つ以上接続されているとWindowsのインストール先とは別のHDDにMBRが作成されることがある)もありますので、MBRのクローンが完了していることをしっかりと確認しておいてください。

クローン作成作業の完了

クローン作成作業の完了

クローン作業が完了すると「ディスククローンが正常に完了しました」と表示され、右下のボタンがキャンセルから完了に変わりますので、完了をクリックして作業を終了します。

クローンSSDが正しく作成されているか確認する

エクスプローラ画面

エクスプローラ画面

完成したクローンSSDのデータがクローン元のディスクと全く同じ構成になっているかどうか確認します。

今回の作業では、回復パーティションなどの本来非表示となっているはずの隠しパーティションにドライブ文字が割り当てられていて、エクスプローラでA・Eドライブとして表示されてしまっていました。

コンピューターの管理画面

コンピューターの管理画面

「コンピューターの管理」でディスク構成を確認するとパーティション数は同じでしたので、「Diskpart」を使ってA・Eそれぞれのドライブ文字を削除して非表示パーティションに戻しました。

再度「コンピューターの管理」で確認すると、Windows10が入っているパーティションがBドライブと表示されている以外はすべて非表示のパーティションとなっており、クローン元のディスクと同じ構成になりました。

最後に実際にクローンSSDを換装して問題なく動作するかどうか確認したところ、今回は問題なく動作してくれました。

ただ、お使いのパソコンの環境によってはBIOS画面から換装したSSDをブートドライブとして登録しないとWindowsが起動しない場合など、クローンSSDを認識させるための設定が必要な場合もあります。

2019年は大容量SSDが手頃な価格に


WD SSD 500GB SATA3.0 5年保証

今回の作業では手元にあった250GBのSSDを使用しましたが、最近はSSDの価格がかなり安くなってきているようで、令和元年を迎えた現在では250GBのSSDは4000円前後、500GBの大容量SSDでも7000円程度で買えるようになっています。

動画を大量に保存しないのであれば250GBのものでも容量は十分だと思いますが、せっかくSSD換装作業をするのでしたら安く買えるようになってきた500GB以上の大容量SSDを入れるという選択もありだと思います。

以上、最新版EaseUS Todo Backup Freeを使用してWindows10パソコンでクローンSSDを作成する方法の紹介でした。

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