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楽天モバイルとドコモのahamo、海外での利用はどちらがお得か

      2021/02/18

2021年1月に楽天モバイルが発表した「Rakuten UN-LIMIT VI」は、毎月1GBまでのデータ通信利用が無料になることから注目を集めていますが、実は海外利用においても毎月2GBまで追加料金なしで国際ローミングでの高速データ通信を利用することができます

2020年12月に発表されたNTTドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」も追加料金なしで月間20GBのデータ通信容量を国際ローミング通信として使用できることから、今後海外への旅行や留学を計画している方のなかにはこれらのプランについて検討されている方もいると思います。

そこで、海外旅行や留学など短期や長期で海外に滞在する際の日本のスマホの利用例を紹介しながら、それぞれの状況において楽天UN-LIMITとahamoのどちらが適しているかについて考察してみたいと思います。

新しい楽天UN-LIMITは1GBまで月額0円で使える

Rakuten UN-LIMIT VI プラン内容

Rakuten UN-LIMIT VI プラン内容(出典:楽天モバイル

楽天モバイルのRakuten UN-LIMITは、2021年4月1日から月間通信量が1GBまでの場合には0円で利用できるようになることが発表されました。

同社のRakuten Linkアプリを使えば国内通話かけ放題になることから、あまりデータ通信を利用しない場合は月額0円で携帯電話番号を持つことができることになります。

20GBまでのデータ通信利用においても月額1980円(税別)と他社プランと比べても安く、さらに楽天回線の利用時は4G・5G通信ともに2980円(税別)で高速通信を無制限に利用できることから、たくさんデータ通信を利用する人にとっても魅力的なプランとなっています。

2021年2月現在、楽天トラベルでは4G・5G回線の無制限通信を一年間無料で利用することができるキャンペーンをおこなっています。

楽天モバイルで使えるスマホを実質無料でもらうことができ、さらに契約事務手数料や解約手数料も無料となるかなりお得なキャンペーンなので、これから楽天モバイルを利用したいと考えている方にとっては1年間無料で試用できるチャンスだと思います。

基地局整備が5年前倒しで進行中

楽天モバイルの基地局整備状況報告

楽天モバイルの基地局整備状況報告(出典:楽天決算説明会資料

楽天モバイルの回線はドコモやauなどと比べると回線がつながりにくいとの声もありますが、基地局の整備について当初の計画を5年前倒しして2021年夏までに人口カバー率96%を達成する見込みとなっているなど、回線状況について急速に改善させています。

また、楽天モバイルの回線以外にもau回線を利用した国内パートナーエリアも利用できるようになっています(毎月データ通信量が5GBを超えるとau回線での通信速度が最大1Mbpsに制限されます)。

国際ローミング通信と日本への発信通話が無料

各社20GB新プランの比較表

各社20GB新プランの比較表(出典:楽天モバイル

上記の表に記載されているように、楽天モバイルのRakuten UN-LIMITは毎月2GBまで追加料金なしで国際ローミングサービスを利用することができます

2GBを超えると通信速度が最大128kbpsに制限されますが、1GBにつき500円(税別)で高速通信を追加することもできます。

ちなみに128kbpsという通信速度は、メールやSNSなどの文字メッセージならなんとか送受信ができるけれどwebサイトの閲覧や音声通話はかなり厳しいというレベルです。

ドコモのahamoも追加料金なしで国際ローミングサービスを利用することができます。こちらは月間通信量の20GBをそのまま海外でも利用することができ、Rakuten UN-LIMITの2GBと比べて10倍のデータ通信量となっています。

ただし、ドコモの発表資料によると「※15日を超えて長期間海外で利用される場合は、通信速度が制限されます」との注意書きが記載されており、その制限速度によっては2週間以上の海外滞在時には実質使えなくなる可能性もあります。

auやソフトバンクの新プランには国際ローミングの無料通信分は付帯されていないことから、海外での利用を考えている方にとっては楽天モバイルのRakuten UN-LIMITかドコモのahamoの二択となっています(2021年2月現在)。

ちなみに、上記以外で月間20GBのデータ通信量のプランがあるワイモバイルやUQ mobile、日本通信なども、海外でのデータ通信の際に一日数千円の追加料金が発生するか、そもそも海外でデータ通信ができない仕様になっています。

Rakuten UN-LIMITとahamo、どちらがお得か

ここまで紹介したように、Rakuten UN-LIMITは月間2GBまで、ahamoは月間20GBまで海外でのデータ通信を無料で利用することができます。

一見するとahamoのほうがRakuten UN-LIMITよりも10倍多く海外でデータ通信ができてお得に見えますが、月に1GB程度しか利用しない場合はRakuten UN-LIMITは月額0円となり、2GB使っても月額980円(税別)とahamoの月額2980円(税別)よりも安く利用することができます

しかし、iPhoneでRakuten UN-LIMITを利用する場合は海外ローミングサービスが利用できない仕様となっていて、さらにiPhone8以前のiPhoneだとRakuten UN-LIMIT自体が利用できないという注意点があります。

ahamoにも15日間を超えて海外で継続利用すると通信速度が制限されるという注意書きがあり、制限速度など詳細がまだ発表されていないため長期の旅行や留学での利用を考えている方は注意が必要となります。

以上の点をふまえたうえで、短期や長期など利用状況別にRakuten UN-LIMITとahamoそれぞれのメリットについて考えてみたいと思います。

①短期旅行の場合

例えば、海外には長くても数日程度の短期旅行でしか行かないという場合はRakuten UN-LIMITでもahamoでも海外利用においてそれほど変わらないため、日本国内での利用状況に合わせてプランを決めるのが良いと思います

毎月数GB程度のデータ通信利用であればRakuten UN-LIMITのほうが維持費を安くできますし、逆に20GB以上のデータ通信をするという場合も楽天回線エリアで利用すればどれだけ使っても月額2980円(税別)とahamoでデータ通信量を追加して使うよりも安く使えます。

お住まいの地域や勤務先が楽天回線エリアであれば、Rakuten UN-LIMITのほうがahamoよりも安く利用できると言えるでしょう

もちろん、お住まいの地域ではドコモの回線を利用するほうが利便性が良い場合や、海外旅行の際に通信量を気にせず安心して使いたいという方はahamoの利用がおすすめになると思います。

②長期間海外に滞在する場合

留学や仕事などで海外に長期間滞在する場合は、ahamoだと長期間海外で利用すると通信速度が制限されてしまうという注意点があることから、Rakuten UN-LIMITで月額費用を安くしつつ通信手段としての国際ローミングも確保しておくというのが現実的な選択になると思います。

一般的には海外で長期滞在する際には現地の通信回線を契約してメイン利用することになりますので、Rakuten UN-LIMITでの国際ローミングの利用を日本との音声通話やSNSの送受信用として1GBまでにおさえることで月額0円で日本の電話番号を維持することができます

さらに、Rakuten UN-LIMITはRakuten Linkという通話アプリを利用することで日本国内だけでなく海外から日本に電話をかける際も通話料金が無料になるので、かなりお得に利用することができます。

ahamoも月額料金が2980円(税別)と従来のプランと比べれば決して高くないことから、家族との兼ね合いや国際ローミング時でもiPhoneを利用したいという場合はahamoの利用もありだと思います。

ただし、長期間滞在時の国際ローミングの通信速度制限は気になるところなので、ドコモからの詳細な発表を待ってから契約をすることをおすすめします。

まとめ

楽天モバイルのRakuten UN-LIMITもドコモのahamoも、海外での国際ローミング通信を追加料金なしで利用できることから、海外での利用を考える方にとってはどちらもおすすめと言えます。

しかし、ahamoには長期間滞在時に通信速度が制限されるという不安材料があることから、留学などで長期間海外に滞在する場合には月額費用を安くおさえることができて毎月2GBの高速データ通信が確保されているRakuten UN-LIMITのほうがおすすめだと思います。

個人的にはahamoでの長期海外利用時の制限速度が1Mbps以上であってくれたらいいなとは思っているのですが、Rakuten UN-LIMITや他社の海外で利用できるプランでの速度制限の事例から推測すると1Mbps以上を期待するのは難しいのではないかと考えています。

現状、各社の広報動向をみても海外での無料通信を利点として強調する様子はあまり見られないことから、経費をかけてまで制限時の速度を確保してくれる可能性は少ないだろうというのがその理由です。

ですので、現状では長期間の海外滞在ではRakuten UN-LIMITのほうがおすすめと言えるでしょう。

現在、Rakuten UN-LIMITでは新規契約時に基本料金が一年間無料となるキャンペーンやスマホ本体が実質無料でもらえるキャンペーンを開催しています。

さらに、この一年間の無料利用キャンペーンを使い終わったあとも毎月1GBまでの通信利用なら月額無料で維持することができることから、もし今後ahamoを主回線として利用することになった場合でもRakuten UN-LIMITをサブ回線として気軽に利用することができます。

ahamoとRakuten UN-LIMITのどちらを使おうか決めかねている方は、まずはこのキャンペーンを使って楽天モバイルを無料で新規契約してみて、その利便性を確認してみるというのもありだと思います。

以上、海外での利用を考える際にRakuten UN-LIMITとahamoのどちらがお得かについての紹介でした。

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