高コスパなDELLのノートPC「Inspiron 15 3000プレミアム(3567)」の実機レビュー

2024-03-09

今回、DELL(デル)が販売するノートパソコン「Inspiron 15 3000プレミアム(3567)」を購入しました。このPCは、第7世代のCore i5や15.6インチフルHD液晶、DVDドライブやUSB3.0端子などの基本機能を備えたコストパフォーマンスの高いパソコンで、メインPCとしても十分に使える性能を持っています。

実機を使ってみてわかった特筆すべき点やここが足りないと感じた点などについて紹介したいと思います。

DELL Inspiron 15 3000プレミアムの基本性能の紹介

DELL Inspiron 15 3000プレミアム(3567)

DELL Inspiron 15 3000プレミアム(3567)

今回購入したDELLのInspiron 15 3000プレミアム(3567)は、第7世代のCore i5-7200Uプロセッサを搭載した15.6インチ・フルHD液晶画面のノートパソコンで、以下の主要スペック表にもあるようにひと通りの機能を備えた使い勝手のよいノートパソコンです。

Inspiron 15 3000プレミアム(3567)の主要スペック
搭載OS Windows 10 Home (64bit)
CPU 第7世代インテルCore i5-7200Uプロセッサー 2.5GHz (3MBキャッシュ、最大動作周波数3.1GHz)
メインメモリ 8GB(DDR4 PC4-19200) 最大16GBまで増設可能
内蔵ストレージ 1TB HDD
ビデオチップ Intel HD Graphics 620
ディスプレイ 15.6インチ フルHD(1920 x1080) 非光沢 LEDバックライト
カメラ HD(720p) Webカメラ
キーボード テンキー付日本語キーボード(バックライト非搭載)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
インターフェイス HDMI×1
USB3.0×2
USB2.0×1
SDカードリーダー
LAN(10/100Mbps)
ワイヤレス 802.11ac対応Wi-Fi Bluetooth4.2
バッテリー 4セル40WHrバッテリー(取り外し可能)
本体サイズ 幅380mm 奥行260mm 高さ(厚み)23.6mm
重量 2.25kg

数年ぶりにノートパソコンを購入しましたが、最近ではこのスペックのノートパソコンが6万円台で購入できるのですね。よい時代になりました。

そのうえDELL公式サイトでやっていたキャンペーンの適用で送料・消費税込み約5万8000円で購入することができ、本当にラッキーでした。

実は同様のスペックで同価格帯であるHPの「Pavilion 15-au100」と迷っていたのですが、公式サイトのキャンペーンでHPのものよりも1万円ほど安く購入できる金額で販売されていたのを偶然見かけて即買いしました。

両機種は性能面ではほぼ同じ内容なのですが、HPのノートパソコンにはホワイトやゴールドのボディカラー設定やパネル一体型デザインでバックライトが標準装備されたキーボードなど、デザイン面ではHPのほうが人気がありそうです。

DELLのほうは、標準仕様ではボディカラーや細かな凹凸加工が施された表面の質感など「オフィスにある事務用パソコン」的なデザインなので、評価は分かれそうです。

フォググレーの光沢感のある天板

フォググレーの光沢感のある天板

私が購入したモデルにはカラーオプション(追加料金なし)に光沢仕様の「フォググレー」があったため、こちらに変更しました。

このフォググレーを選択すると、上記画像のように天板(液晶画面を閉じた際にボディ上部になる部分)が光沢感のあるものに変更されるため、事務用パソコンのイメージが少しは和らぎます(笑)

ただ、光沢感のある表面は指紋汚れや傷などが付いたときに目立ちやすいため、それが苦手な方は天板の表面が凹凸加工されているブラックを選択するほうが良いかと思います。

開封&初期動作の確認

DELLのパソコンは公式サイトで注文してから組み立てて納入される流れになっているそうで、今回は公式サイトで注文をしてから約8日後に届きました。

ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店でも販売されており、店舗に在庫があるモデルであれば即日持ち帰ることができるようです。

DELL Inspiron 15 3000プレミアム(3567)の梱包物

DELL Inspiron 15 3000プレミアム(3567)の梱包物

届いた箱の中にはパソコン本体と電源コード一式、説明書が2冊入っており、内容物・梱包共に必要最小限に抑えてコスト削減しているという感じです。

パソコン本体は、写真のようにビニール袋に入れられた状態で箱の中で動かないようにトレイで固定されていました。

ノートパソコン本体の前面(上)と背面(下)

ノートパソコン本体の前面(上)と背面(下)

ノートパソコン本体の右側面(上)と左側面(下)

ノートパソコン本体の右側面(上)と左側面(下)

本体には側面の光沢面部分に保護シートが貼られているほか、キーボードと液晶画面の間には緩衝シートがはさまれていました。天板や底面には何も貼られていませんでしたが、特に傷や汚れなどの異常はありませんでした。

Windows10の初期設定画面

Windows10の初期設定画面

電源コードを接続して電源スイッチを押すとパソコンが起動してDELLマークが液晶画面に表示されたあとにWindows10の初期設定画面が表示されます。

Windows10のデスクトップ画面

Windows10のデスクトップ画面

地域や言語の設定や法的文書の承諾、WiーFiの設定や個人情報関係の設定などのお決まりの内容を進めていくと、Windows10が開始されます。

インストールされているプログラムの一覧

インストールされているプログラムの一覧

最初からインストールされているプログラムを確認すると、DELLやMicrosoft、Intel関係など必要最小限のもので構成されています。余計なものが入っていないのはありがたいです。

システムの表示画面

システムの表示画面

コントロールパネルからシステム画面を開くと、プロセッサやメモリ等のシステム構成やWindows10 Homeのライセンス認証などが確認できます。当然ですがDELLのOEM版なのでDELLのマークが表示されています。

使ってみた感想

最新のCore i5と8GBのメインメモリのおかげで、ブラウザで複数のタブを表示したりUSB端子にメモリを接続してデータのやり取りなどを試しても特に遅いと感じることもなく、写真のトリミングや文字入れなどの画像加工作業も問題なくこなせます。

液晶画面が15.6インチなのでパソコン本体もそれなりに大きいことから持ち歩くという使い方にはあまり向いていませんが、フルHD(1920x1080)画面で複数のプログラムを立ち上げての作業もストレスなくできるため、旅先のホテルなどでの作業でも活躍できそうです。

また、DVDスーパーマルチドライブやSDカードスロット、HDMIやUSB3.0端子のほか、802.11ac対応Wi-FiやBluetooth4.2を備えているなど十分なインターフェイスを備えているため使い勝手も良いです。

内蔵されているハードディスク(HDD)の容量が1TBあり、写真や音楽、動画データなどもたくさん保存できるので、Core i5の性能を生かして個人用のメインパソコンとしても使えると思います。

このように、6万円前後で買えるパソコンとしては十分な性能を持っていると言えるパソコンですが、コスト重視の影響から「ここはちょっと足りないな」と感じる点もいくつかあります。

もの足りないと感じる点

①HDDなので起動がやや遅い

最新のCore i5と8GBのメインメモリのおかげで通常の作業では特に遅いとは感じないものの、プログラムやパソコンの起動時には少しもたつきを感じます。

とくにパソコンの起動にかかる時間は、Windows10の高速スタートアップ有効時にもOSのデスクトップ画面が表示されるまで1分程かかり、コールドスタート(高速スタートアップ無効時)では1分30秒程かかります。

これはシステムデータが保存されているHDDの読み込みに時間がかかっているためで、HDDよりも読み取り速度が数倍速いSSD(ソリッドステートドライブ)が搭載されていればもっと素早い動作が可能です。

私が今回このHDD搭載モデルを購入したのは、HDD以外に不満な点が特にないことと、HDDをSSDに換装して取り出したHDDをデータ保存用に活用する予定でいたためです。

SSDモデルを選んで8GBのメインメモリと外付けDVD、1TBのポータブルHDDを買って取り付けるよりも、SSD本体と取り出したHDDを使うためのケースを買うほうが安上がりだったというのも理由のひとつです。

ちなみにSDD換装などで本体を分解すると保証対象外となりますので、保証を外したくない場合は素直にSSDモデルを購入して外付けDVDやポータブルHDDを利用することをおすすめします。

このSSD換装作業の詳細については以下の記事で紹介していますので、ご興味がありましたら参照いただければと思います。

②キーボードのEnterやBackSpaceが小さい

Inspiron 15 3000シリーズのキーボード

Inspiron 15 3000シリーズのキーボード

これは慣れれば解決する問題点だと思いますが、慣れていない現時点ではキーボードのEnterやBackSpaceを押す際に隣にあるテンキー部分を押してしまいます。

③液晶画面の視野角が若干狭い

液晶画面を正面から見る分には問題ないのですが、複数人で動画視聴するなど斜めから見る場合には多少白っぽく見えてしまいます。

価格を考えれば仕方がないといえる部分ではありますが、気になる人はストレスを感じるかもしれません。

④電源ON時の点灯ランプやストレージのアクセスランプがない

キーボード右上にある電源ボタン

キーボード右上にある電源ボタン

電源ボタンにランプっぽい部分があるように見えますが、ただのデザインで点灯等はしないです。また、本体前面部分にLEDランプがありますが、バッテリー充電時には点灯するものの電源オンやストレージへのアクセスと連動して点灯するような機能はついていません。

そのため、設定などで自動的に画面が消灯している時には見た目では本体の電源がオンかオフかはわからないため、キーボードやマウスを操作して確認する必要があります。

コスト削減のためとは言え、前面にあるLEDランプで電源状態がわかるように設定できるようになっていればもっと便利だったのにと感じました。

まとめ

今回紹介した「Inspiron 15 3000プレミアム(3567)」は、第7世代のCore i5や15.6インチフルHD液晶、DVDドライブやUSB3.0端子などの基本機能を備えたコストパフォーマンスの高いパソコンで、メインPCとしても十分に使える性能を持っていました。

ただ、内蔵ストレージがHDDのため、保存できるデータ容量は大きいもののデータ読み込み速度が遅く起動に時間がかかることから、SSDに換装しないのであれば人気のSSDモデルを購入するほうがおすすめでした。

ただ、2024年現在ではさすがに第7世代CPUでは性能不足を感じる面もありますが、物理メモリ8GBと別記事で紹介しているSSD換装をしたおかげで長くメインパソコンとして利用することができました。本当にコスパの良いパソコンだったと思います。