長期契約割引を利用して中国のsimカードをお得に使う(中国聯通「沃3G」編)
2024-03-09
最近では、中国のsimカードでも1年間や2年間の長期契約をすることで毎月の基本料金が割引きになったり、無料通話時間や無料通信量が増加されるというサービスが増えているようです。
今回simカードを契約する際にお店でいろいろ知り得た情報をまとめてみましたので、以下に紹介したいと思います。
中国のsimカードは長期契約をするとかなりお得に
上記の画像は、中国聯通の「沃3G」simカードを1年間契約した場合の内容です。
例えば、1年間契約として契約時に120元を預けると、毎月500MB分の無料データ通信量の増量か無料ショートメール300通分の追加、もしくは無料発信通話200分の増加という特典が12か月間もらえます。
さらに契約時に預けた120元が毎月10元ずつsimカードにチャージ金として返却されます。つまり、1年間使い続ければ預けたお金は全額戻るため、実質無料で上記の特典が受けられるという仕組みになっています。
無料通信や無料通話分の増加ではなく、チャージ金として毎月お金がもらえる年間契約もあります。
例えば、月額66元のsimカードで1年間契約として契約時に120元を預けると、毎月20元がsimカード内にチャージされるという特典が12か月間もらえます。
年間契約と同じく、契約時に預けた120元も毎月10元ずつsimカードへのチャージ金として返却されます。つまり、預けたお金が全額戻り、さらに実質の月額が66元-贈送金20元=46元になるという仕組みです。
どちらの年間契約がお得になるか
どちらの年間契約がよりお得かは、個々の使い方で変わってきます。
例えば、500MBの追加データ通信量の増加は、500MB×超過分0.3元/MB=150元なので、データ通信を多く使いたい場合は断然お得になります。また、セットプランに最初から含まれている無料分で月々の利用量がおさまる場合は、後者のほうが月々の支払いが安くなる分お得となります。
いずれにしても、現地での長期留学や仕事等で中国に年に何度か訪れるなど電話番号を継続的に所持したい方は、長期契約をすればかなりお得に利用することができますのでお勧めです。
実は私も、前回の中国聯通の「沃3Gカード」を使うの際に年間割引の契約をすることも考えましたが、結局やめました。
最近は中国でも4G通信サービスが始まっており、現在私が日本で使用しているLTEスマホをsimフリー化して、次回中国へ行くときに4G規格のsimカードを購入して試してみたいと思い、それを考えて今回の「沃3Gカード」は実験レポート的に使用することとしました。
次回中国に行く際に両方を使用してみて、また報告したいと思います。
※追記
日本のLTE対応スマホをsimフリー化して中国聯通の「沃4G」(LTE)simカードを購入・使用してみました。プラン内容や購入方法等について、以下のページで紹介していますので、中国でのLTE規格simのご利用に興味のある方はご参照ください。
なお、今回紹介している購入プランの内容は雲南省昆明市でsimカードを購入した際のものです。中国の携帯会社では、購入する省によってプランの種類や内容が若干異なることがありますので、詳細は購入される店舗や携帯会社のホームページでご確認ください。